最近、よくモンゴル相撲で活躍した人が日本の相撲で大活躍していますが、
日本の相撲とモンゴル相撲の違いは何でしょうか?
日本の相撲
競技の形態としては、直径4.55m(15尺)の円形または四角形をした土俵
の中で廻しを締めた二人が組み合って(取り組み)勝ち負けを競います。
土俵から出るか、地面に足の裏以外がついた場合、もしくは反則を行った場合、
負けとなります。
その判定は行司(アマチュア相撲では主審と呼ぶ)が行います。
立会い・・・拳をついた状態から、互いに目を合わせ、両者同時に立ち上がり、ぶつかります。
モンゴル相撲
モンゴル相撲の事をモンゴルでは、ハルハ・ブフ(モンゴル国内で実施)と言います。
日本で力士の事をモンゴルでは、フテチと言います。
取り組みをする力士には、それぞれ一人ずつザソール(行司)がつきます。
ザソールは取り組み中に自分が付き添う力士にアドバイスをすることができます。
(相撲でいう行司役も務めます。)
ひじ・ひざ・頭・背中・お尻いずれかが先に地面に着いたら負けです。
日本の相撲とは異なり、手の平が地面についても負けにはなりません。
また土俵がないので押し出しやつり出しといった技はありません。
立会い・・・柔道のように組み手争いから始めます。
年1回の国家ナーダムで512名のトーナメントが行われます。
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