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コンフェデレーションズカップとは?(意味・語源・由来・歴史)

FIFAワールドカップのプレ公式大会として熱い試合が繰り広げられる

コンフェデレーションズカップですが、「コンフェデレーションズカップ」の意味や

由来、その歴史はどうなっているのでしょうか?早速、調べてみる事にしました。


@「コンフェデレーションカップ」の意味・語源・由来は?

コンフェデレーションの英語のスペルは「confederation」で、

「連合」・「連盟」を意味する言葉です。そして、

コンフェデレーションズ(confederations)は、コンフェデレーションの

複数形で、欧州サッカー連盟(UEFA)・アジアサッカー連盟(AFC)・

アフリカサッカー連盟(CAF)・オセアニアサッカー連盟(OFC)・

北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)・南米サッカー連盟(CONMEBOL)

の総称の事を意味しています。そして、

カップ(cup)は、「優勝杯、賞杯」すなわち、「優勝者あるいは優勝チームにその

名誉を表彰して授与する器」を意味する英語です。

つまり、コンフェデレーションズカップを直訳すると、

「各大陸連盟の優勝者に授与される器」という意味になります。


A「コンフェデレーションズカップ」の歴史は?

1992年、当時アジアカップのタイトルを保持していたサウジアラビアと、

他の大陸王者とを戦わせるという目的で始まりました。

当初は国際サッカー連盟(FIFA)が管轄する大会ではなく、

サウジアラビアが開催国として大会を運営しており、大会名も

キング・ファハド・カップという名前でした(キング・ファハド・カップは、

第5代サウジアラビア国王「ファハド・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード」

(在位:1982年6月13日-2005年8月1日)の名前にちなんで名づけ

られました)。その後、1997年の第3回大会より、大会の管轄が

国際サッカー連盟(FIFA)に移り、大会名称も現在の

FIFAコンフェデレーションズカップに変わりました。その後、大会は

2年おきに開催していましたが、欧州のリーグ戦日程と重なる事

から出場国のモチベーションが高くなく、2005年の第7回大会では、

過密日程により、カメルーン代表のマルク・ヴィヴィアン・フォエが

亡くなるという最悪の事態が起きてしまいました。こうした反省を踏まえ、

2009年の第8回南アフリカ大会からは、過密日程を改め、

大会開催の間隔を4年に1度に変え、開催地を翌年開かれる

FIFAワールドカップ・本大会の開催国とする事でコンフェデレーションズカップは

FIFAワールドカップのプレ公式大会として明確に定義される事となりました。

ちなみに、参加国は、各大陸(アジア・アフリカ・北中米カリブ海・南米

オセアニア・ヨーロッパ)の王者と開催国と招待国(ワールドカップ優勝国・前回

大会優勝国等)で行われます。
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