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バスケットボールの歴史・由来・語源は?

学校の体育の授業や球技大会等で盛んに行われ、アメリカではNBA

と呼ばれるプロリーグもあるバスケットボールですが、バスケットボール

の歴史・由来・語源はどうなっているのでしょうか?

早速、バスケットボールの歴史・由来をまとめてみました。


バスケットボールの歴史・由来・語源

バスケットボールの起源は、1891年に遡ります。

1891年、アメリカ、マサチューセッツ州スプリングフィールドの国際YMCA

トレーニングスクールでは、冬季の屋内における体操中心のプログラムに

対しての学生の意欲が低い事から、レクリエーション的で競技的要素を

含んだプログラムの考案が求められていました。体育教官であった

カナダ人のジェームズ・ネイスミス(1861-1939)は、

@ボールを使用すること

Aラフプレーを取り除く必要からタックルをなくすため

ボールを保持したまま走ってはいけないこと

Bゴールをプレーヤーの頭上に水平に設置すること

といった13のルールを設定しました。

そして、1891年12月21日、国際YMCAトレーニングスクールで

18人の学生を9人ずつに分け初めての試合が行われました。

ボールはサッカーボールが用いられ、ゴールについては45cm

四方の箱を想定していたが、それは用意できなかったため、

代わりに桃を入れる籠(かご)を体育館のバルコニーに

取り付けて行う
事となりました。このときのゴールの高さ

10フィート(3.05m)は以後変更されることなく現在に至っています。

また、初めての試合でゴールに使用された籠(かご)の事を

英語で「バスケット」と呼ぶ事からバスケットボールと呼ぶようになりました。

その後、バスケットボールは世界各国へ急速に広まり、

1904年から1924年までオリンピックの公開競技として行われました。

1932年6月には国際バスケットボール連盟(FIBA)が結成され、

1936年のベルリンオリンピックから男子オリンピック正式種目に採用されました。

アメリカ国内では、1946年に男子プロバスケットボールリーグBAAが創設され、

3年後NBLと合併しNBAが誕生しました。


日本でのバスケットボールの歴史

日本にバスケットボールが伝わったのは、1908年の事です。

YMCAの訓練校を卒業した大森兵蔵が東京YMCAで初めて紹介した

事が始まりでした。その後、1924年には、早稲田大学、立教大学、

東京商科大学が全日本学生籠球連合を結成さし、

全国各地で対抗戦が行われました。1930年には

日本バスケットボール協会(JABBA)が設立され、2005年には

日本初のプロリーグbjリーグが発足しました。今の所、男女共オリンピックでの

メダル獲得はない為、プロリーグ発足による競技レベルの向上が期待されています。
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