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マラソンの歴史・名前の由来・語源は?(マラトンの戦いとの関連性)

現在、各地区で大会が実施され多くの人に親しまれている「マラソン」

ですが、マラソンの歴史・由来はどうなっているのでしょうか?

早速、マラソン競技の成り立ちについて調べてみました。


マラソンの名前の由来・歴史・語源

マラソンという言葉は「マラトン」という地名を英語読みしたものです。

紀元前450年9月12日、ギリシャに侵攻する為にペルシア軍は

アテナイ(現在のアテネ)に近いマラトンに上陸。迎え撃つアテナイ軍は

激戦の末、ペルシア軍を撃破しました。(マラトンの戦い)

この勝利を伝える為、フィリピディスという兵士がマラトンから

約36km走り、アテナイの城門の前で「わが軍勝てり」と叫んで

そのまま力尽きて息を引き取ったという伝承が残っていました。

そして、1896年、第一回オリンピック大会が

アテネで開催されるにあたり、フランスの言語学者の

ミシェル・ブレアルが、この伝承を偲んでマラトンからアテネオリンピック

競技場までの競争を提案。そして、マラトンという地名の英語読みである

「マラソン」という名前の競技で採用されました。

これが、マラソン競技の始まりです。つまり、マラソンの歴史は、

1896年4月10日、第一回アテネオリンピックのマラソン競技において始まりました。

ちなみに、第一回アテネオリンピックでのマラソンの距離は、

36.75kmだったと言われています。
(初代金メダリストはギリシャ出身のスピロス・ルイス、
時間は2時間58分50秒でした。)

※マラトンの戦いとは・・・

ペルシア戦争(紀元前499-449年)の中で起こった戦いの1つです。

アケメネス朝ペルシア帝国は当時、勢力拡大の為にギリシアへの遠征

を行っていました。紀元前490年9月12日、アケメネス朝ペルシア帝国の

遠征軍は、ギリシアのマラトンへ上陸しましたが、アテナイ・プラタイア連合軍

は遠征軍を迎え撃ち、勝利を収めました。この戦いをマラトンの戦いと呼びます。
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