サッカーは現在、200を超える国で250万人以上の競技人口がいて
世界でもっとも人気が高いスポーツですが、名前の由来・歴史は
どうなっているのでしょうか?
@サッカーの由来
イギリスやフランスではサッカーは足(foot)でボール(ball)を蹴る事から
footballと呼ばれています。
しかし、日本ではフットボールという言葉=サッカーという風にイコールで結ばれない為、
サッカーという言葉が使われるようになりました。サッカーという言葉の語源は
サッカー協会(Football Association)のサッカー協会のAssociationが転化したものです。
Associationの省略形 soc(人を意味する)にイングランドで19世紀後半に流行った、
語尾に「 -er 」をつけるという通称のつけ方に由来しています。
「アメリカ」や「カナダ」でもフットボールというとアメリカンフットボールを
思い浮かべてしまう為、サッカーという言葉を使用しています。
Aサッカーの歴史
紀元前1500年:チリのピリマタムからボールを蹴る競技があった証拠が見つかっています。
今、現在のサッカーの形態の基となったのは、中国の蹴鞠(しゅうきく)だと言われています。
蹴鞠・・・紀元前300年以上前の斉(戦国時代)での軍事訓練にさかのぼるとされ、
漢代には12人のチームが対抗して鞠を争奪し「球門」に入れた数を競う遊戯として確立し、
宮廷内で大規模な競技が行われました。
その後、1800年代にイングランドの中学校でfootballが
さかんとなり、1846年ケンブリッジ大学で立案された(ケンブリッジルール)により
現代、サッカーのルールができあがりました。
(イギリスがサッカーの母国と言われる所以(ゆえん)です。)
そして、1863年12月19日にイングランドでサッカー統一ルールでの世界初の試合が行われました。
日本では、1993年 5月15日 Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)が開幕されました。 |