冬になると各ゲレンデでスキーが楽しまれていますが、
スキーの名前の由来と歴史はどうなっているのでしょうか?
スキーの名前の由来
古代ノルウェー語のシーScheitに由来し、元の意味は「木を裂き割ったもの」
を意味していました。
※紀元前からノルウェー人は冬場はシーScheitをつけて狩りを行っていたと思われます。
スキーの歴史
スキーは元来、狩人が獲物を追って雪の山野を移動する手段でした。
スカンジナビア半島(ノルウェー、スウェーデン等が所属する半島)では、
紀元前2500年ごろの壁画に狩りをする人がスキーを履いた姿
が描かれているのが確認されています。
その後、1825年にノルウェー南部のテレマルク地方に生まれたソンドレ・ノルハイムによって
「歩く、飛ぶ、滑る」といった現代まで残るスキー技術がスポーツとして確立され、
1860年代には、スキー板とスキー靴を固定するビンディングが考案されました。
その後、1879年には、ノルウェーのオスロにて、初の大規模なスキー大会が開催され、
1924年には初の冬季オリンピック大会が開催されました。
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